喫煙家が満足できる?アイコスと電子タバコの違い

電子タバコについて

 

 

さて、表題はアイコスと電子タバコの違いということです。アイコスと電子タバコは、何が違うのでしょうか?答えは「根本的に違う」ということです。

 

電子タバコはそもそもタバコではありません。電子タバコの場合は、タバコの葉が一切使用されておらず、わかりやすく言えば、香りのする水蒸気を吸っているというような状態になります。当然ながらニコチンは全く含まれていません。

 

一般的なタバコは、刻んだタバコの葉を紙で巻いて、それに火を付けて吸引し、タバコの葉を燃やすときに出るニコチンやタールを吸い込みます。アイコスは燃やさずに加熱して水蒸気に含まれたニコチン成分を吸い込みます。

 

電子タバコでは、味や香りをつけた水蒸気を吸うので、雰囲気だけはタバコを吸うスタイルになっているといことです。

 

電子タバコでは、タバコの形をした吸引器を使い、そこにカートリッジをセットして、吸引する時はカートリッジ内の液体が過熱され、変霧器と呼ばれる部分を通して霧状のものをつくり、それを体内に吸い込むようになっています。単に水蒸気を吸っているので、一般的に害はないとされています。そして、吸い込みやすいようミントやフルーツなどの味がつけられています。

 

アメリカではこの電子タバコがかなり浸透しているようです。現在では約7000種類以上のフレーバーリキッドが販売されているということで、このうちの75%にジアセチルというバター風味の食品用香料が風味用成分として使われています。おさらいしておくと、アイコスは「タバコ」であり、電子タバコは「タバコ」ではない、ということです。